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離婚問題についての知識

婚姻関係の破綻が認められる場合とは

婚姻関係の破綻が認められる場合とは

婚姻関係の破綻とは、簡単にいうと、①夫婦が婚姻継続の意思をなくしてしまい、②夫婦としての共同生活を回復する見込みがない状態をいいます。

このような状態にあるかどうかを色々な要素をふまえて判断することになります。 ただし夫婦関係のことですから、夫婦にしかわからない事情が多く、第三者からみて簡単に判断できることではありません。

以下では、判断にあたって考慮される主な事情をご紹介します。

(1)別居の有無

不貞行為以前に、夫婦が既に別居していたという事実は、婚姻関係破綻を基礎づける最も重要な事情です。

別居の期間が相当長期間にわたっているような場合は、破綻がより認められやすくなるといえるでしょう。

もっとも、長期間別居していても、仕事の都合によりやむを得ず別居している場合もありますし、頻繁に夫婦の時間を設けている場合もあるでしょう。

したがって、別居に至った事情や、別居中の夫婦の生活状況など、具体的事情を考慮する必要があります。

(2)離婚に関する協議の有無

不貞行為以前に、既に夫婦間で離婚協議がされていた場合には、破綻が認められやすくなります。 ただし、夫婦の一方が離婚という言葉を口にしていた、という程度では足りず、具体的に離婚条件につき協議していたなどの事情が必要でしょう。

(3)夫婦間の接触の有無

同居はしていても、全く夫婦間の接触がない場合には、破綻が認められやすくなります。

たとえば、互いに顔をあわせることもなく、共働きで生活費は各自が負担、居室も別でただ同じ家で生活しているだけ、という場合です。

いずれにしても、「こういった事情があれば必ず婚姻関係破綻といえる」という明確な基準があるわけではありませんので、婚姻関係の破綻が問題となりそうな場合は、弁護士にご相談されることをおすすめします。

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