離婚のトラブル解決事例
【養育費(婚姻費用)】公正証書を作成することにより、協議離婚を早期に成立させた事例
- 依頼者:男性(50代)会社員
- 相手方:女性(40代)パート
- 子ども:2人
事案内容(相談までの背景)
妻に、浪費癖及び虚言癖があり、婚姻生活を続けていくことは困難であるため、早期に離婚したいという相談を受けました。
また、相談に来られた時点で、すでに相手方から、離婚と婚姻費用の調停の申立がなされていました。
当事務所の活動結果(受任から解決まで)
第1回目の調停期日では、互いに歩み寄ることができず、当該期日では話はまとまりませんでした。
さらに、その後、相手方が離婚調停の申立をしたにも関わらず、突然、離婚をしたくないと言い出したため、交渉はかなり難航しました。
しかし、その後の書面でのやり取りを通じて、互いに譲歩し合い、なんとか第2回目の調停期日前に話がまとまりました。
もっとも、新型コロナウィルスの影響で、第2回目の調停期日が無期限の延期となってしまいました。
そこで、合意が形成できていた離婚条件にて公正証書を作成し、協議離婚を成立させることができました(調停は取下げてもらいました。)。
解決のポイント(所感)
話し合いにより、離婚条件について大まかな合意ができていたとしても、正式な取り決めが遅くなってしまうと、その間に態度を変えられてしまう可能性があります。
今回は想定外の出来事で、調停期日が無期限の延期になってしまいましたので、代わりに公正証書を作成することにより、早期に解決することができました。
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