離婚のトラブル解決事例
【慰謝料】早期に協議離婚を成立させることができた事例
- 依頼者:女性(40代)会社員
- 相手方:男性(40代)会社員
- 子ども:なし
事案内容(相談までの背景)
当事者間で離婚条件の概要については協議していましたが、きちんと書面にまとめたいということでご相談にこられました。
また、相手方がルーズで、きちんと返事をしなかったり、頻繁に意見を変えるので、なかなか話がまとまらず、直接交渉すること自体が極めて苦痛であり、一切を弁護士に任せてしまいたいとのことでした。
当事務所の活動結果(受任から解決まで)
相手方に受任通知を送ったところ、相手方も弁護士に依頼しました。そのため、双方弁護士を通じて条件面について協議することとなりました。
弁護士が双方についたことにより、双方が本人に対し、法的な観点からのアドバイスを行うこととなります。
当方からは、慰謝料についての請求根拠を示し、他の諸条件を利用しながら交渉した結果、早期に希望条件により離婚協議書を作成し、解決することができました。
解決のポイント(所感)

結論としてどうなるのか、という点について明確にしていかないと、細かいことについて争いとなり、そして双方がどんどん感情的になり、全然話が前に進まなくなります。また途中で離婚原因について、過去あんなことがあった、こんなことがあったなどと揉めだすこともよくあります。
結論を書面で明確に示し、回答期限をお互いに決める必要がありますが、これを当事者間のみで行うことは感情的に非常に難しい場合があります。また、非常にストレスを感じる方が多いかと思います。
解決方法として、親族に入ってもらう、弁護士を立てる、一定の期間を区切って調停に場を移すなどがありますが、それぞれメリットデメリットがあります。したがって、弁護士に早期にご相談の上、どのような方法で進めるかを当初から計画立てておくことをお勧めします。
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