【不倫】高額の慰謝料を回収した事例

  • 依頼者:男性(40代)
  • 相手方:男性(50代)
  • 子ども:なし

事案内容(相談までの背景)

妻が職場の既婚者である上司と数年にわたり交際していたことが発覚したということで、ご相談にみえました。

妻は、上司とのメールのやりとりなど、証拠となるようなものをすべて削除していましたが、夫が問い詰めたところ、上司との交際を認め謝罪しました。
夫は、妻との離婚を決意していましたが、離婚するか先に不倫相手に対し慰謝料を請求するか迷っているとのことで、ご相談にみえました。

当事務所の活動結果(受任から解決まで)

不倫の客観的証拠が少なかったので、離婚する前に、妻に対し、交際期間や、会った回数、一緒に出かけたところなどを記載した書面を作成してもらうようにアドバイスしました。
妻が書面を作成したところで、まず不倫相手の男性に対し、慰謝料請求を行うこととし、内容証明を送付しました。

相手方の男性は、弁護士に依頼し、慰謝料を支払う旨回答してきましたので、弁護士と慰謝料金額につき交渉しました。交際期間が長期にわたったことなどから、最終的にはかなり高額の慰謝料を回収することができました。

解決のポイント(所感)

bengosi

不倫相手から慰謝料を回収するよりも先に離婚してしまうと、元配偶者から証拠を得ることは困難になりますので、離婚と不倫相手に対する慰謝料請求の順番についてはよく検討する必要があります。

本件では、不倫相手から不貞行為を認めて謝罪する旨の示談書も取り付けることができ、妻との離婚においても、夫に有利な内容で合意して、協議離婚することができました。

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