【裁判離婚】妻からの不貞の主張を排斥し、離婚することができた事例

  • 依頼者:男性(50代)
  • 相手方:女性(50代)
  • 子ども:子どもは既に成人

事案内容(相談までの背景)

妻が自宅を出て別居しましたが、その理由が夫が不貞しているというものでした。
夫は不貞などしておらず、妻に戻るよう説得していましたが、妻は弁護士に依頼し、調停を申し立てました。
夫は当初は復縁を望んでいましたが、難しいと分かり、むしろ妻の不誠実さに愛想を尽かして、離婚を望むようになりました。

当事務所の活動結果(受任から解決まで)

裁判は夫から離婚訴訟を起こす形で始まりました。
相手方からも離婚の反訴が出され、慰謝料の請求もされました。
裁判では、双方はげしく相手方を攻撃する主張を展開し、数十年前の異性関係まで出てきました。
最終的には判決で離婚が認められ、夫の不貞は認められず、慰謝料を支払わずに解決することができました。

解決のポイント(所感)

bengosi

不貞はありませんが、仲のよい異性の友人がおり、その女性と不貞をしていた、というのが妻の主張でした。
しかし、妻の側は決定的な証拠がなく、事実関係も抽象的なものにとどまっていました。
妻の思い込みであったといわざるをえませんが、合理的に反論し、不貞はないという判決に至ったことで、依頼者からも喜んでいただけました。

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