離婚の知識
奥様が浮気しているかもしれない
奥さんが浮気している事例がかなり増えています

残念なことですが、奥さんが浮気している事例がかなり増えているのが現実です。 ご主人としては、「裏切られた!」、「許せない」と、怒りで一杯になるのは当然でしょう。
ただ、もしかしたら、思い違いということもあるかもしれません。
私達、弁護士がこれまで担当してきた、奥さんの浮気による離婚事件、慰謝料請求事件で、浮気している奥さんの不審な態度や行動に共通点があります。その具体的な内容を説明します。
浮気している妻の不審な態度や行動
- 以前に比べて残業が多くなったとか、飲み会だ、友達と会うとか言って帰りが遅くなることが増えた。
- 泊まりの出張・旅行をするようになった。
- 専業主婦の場合ですが、昼間家に電話しても留守だったり、電話に出ないことが多くなった。
- あなたのスケジュール、特に帰宅時間を確認してくるようになった。
- 服装の趣味や髪型が以前と変わったり、下着が派手になった。
- 携帯電話を肌身離さず持っている、ロックを掛けている、メール等をチェックする。
- 夫婦間の会話がめっきり減り、話しかけても上の空。
- 夫の行動に無関心になってきた。
- 性行為を「体調が良くない。疲れている」とか、「そんな気になれない」と言って拒否するようになった。
妻の行動がアヤシイと思ったら
奥さんが浮気しているかもしれない、との疑いが強くなったときでも、すぐに「お前浮気しているだろう」と問い詰めてはいけないです。問い詰めても、即座に否定して、「浮気している証拠あるの?」と反論されます。おまけに、その後に証拠を隠されたり、捨てられたりします。その結果、浮気の証拠を集めるのが難しくなりますし、行動にも注意するようになります。
まずは冷静になって、証拠を集めることに徹してください。証拠を掴めば、この先離婚するのか、離婚せずに相手との交際をやめさせる作戦を取るか、今後の方針をあなた自身が決めることができます。
浮気の証拠集めの方法とは
ではどんな証拠が必要でしょうか。
妻の携帯電話のメール
自分で集める場合、まず考えられるのは、携帯電話のメールです。

浮気の証拠となるようなメールと送信、受信した年月日、時間がわかるように写真を撮るか、パソコンへ転送するなどして保存しておくことです。
浮気の証拠となるメールとは、直接性交渉を裏付けるものであれば最も有効ですが、例えば、深夜に発信したメールで「今日も良かったわ。次回○○に会うのが楽しみだわ。」や「早くあなたの元に行きたいわ。」というような間接的に浮気を裏付ける内容のメールが複数あれば、状況証拠として使えます。
メールが見られる場合は、できるだけ多く写真を撮ってください。そうして証拠として使えそうかを弁護士にご相談ください。
妻との会話の録音記録

メールが見られない場合は、別の方法を考えましょう。
例えば、貴方と奥さんとの会話を音声で録音しておくことも有効なケースがあります。
普段の会話だと気を抜いていることもあり、カマを掛けるとポロっと自白してしまうこともあります。
例えば、「先日の火曜日は○○さんと遊びに行くとお向かいのAさんから聞いたけど?」と言ってみると「どうしてAさんがそれを知っているの?」とポロっと言ったりすることもあります。
ただし、気をつけなければいけないのは、「録音しているのだから、言わせなくては」と気負ってしまい、あなたから、全て答えや結論を話してしまい、奥さんが「うん」、「いいえ」、「違う」というような答えしか言っていない場合です。これは誘導尋問となるため、色々な言い訳ができるため、証拠として使えない場合もあります。録音する場合は、貴方が話しすぎないようにして、うまく奥さんに具体的な事実を語らせることが重要です。
決定的瞬間の写真
他にも、ラブホテルに入って、出て行く写真という決定的な証拠を押さえるということもあります。 貴方や親族・友人に頼んですることもありますが、例はごく少ないです。調査会社に依頼して行うことが多いです。調査会社にもピンからキリまでありますし、調査方法、調査費用も開きがあります。
証拠の集め方についても弁護士にご相談ください。
弁護士は訴訟などを通して、色々なノウハウを持っています。
離婚や慰謝料を請求するには
離婚や慰謝料請求をする場合は、相手が言い逃れできない証拠が必要です。あなたがこれだけあれば十分だと思っても、弁護士からみると証拠が不十分だというケースが少なくありません。調査会社が作成した報告書でも、浮気の証拠としては不十分で、交渉がうまくいかず、裁判でも、その証拠では足らずに、あなたの希望通りの結果にならない場合があります。

弁護士に早めのご相談を
「妻が浮気しているかも」という疑いがある場合は、当事務所の弁護士にご相談してください。
早めに相談されることをおすすめします。
この段階で弁護士に相談するのは勇気がいることかもしれませんが、慰謝料請求の経験豊富な弁護士に相談しておくことで、気持ちが落ち着き、今後のことを冷静に考えた行動が取れるでしょう。 また、あなただけでは証拠が集められない場合に、浮気調査に強い調査会社を御紹介させていただくことも可能です。
当事務所は初回相談が1時間3,300円(税込)となっています。お気軽にご相談ください。 あなたのために最適な方法をご提案いたします。
離婚と浮気についてさらに詳しく知りたい方はこちら
- 離婚話を隠れて録音することは問題があるか
- SNSと不貞行為の証拠の有効性
- 不貞のトラブルを家族や職場に知られずに解決したい方
- 医師の不倫・浮気による離婚問題
- 【慰謝料請求】不貞慰謝料の時効
- 【慰謝料請求】不貞の慰謝料請求をされた場合の反論②「婚姻関係破綻の認識」
- 【慰謝料請求】婚姻関係の破綻が認められる場合とは
- 【慰謝料請求】不貞行為の慰謝料請求をされた場合の反論①「婚姻関係の破綻」
- 【慰謝料請求】不貞相手に請求できる「損害」とは?
- 【慰謝料請求】不貞行為の慰謝料相場とは?
- 【慰謝料請求】不貞行為の証拠はどうやって集めるのか
- 【慰謝料請求】慰謝料請求の対象となる不貞行為とは
- 妻が浮気しているかもしれない
- 夫が浮気しているかもしれない
- 【慰謝料請求】離婚せずに不倫相手へ慰謝料請求をしたい
当事務所の不倫での解決事例をご紹介させて頂きます
- 【不倫】不倫慰謝料請95万円を受領し、夫との接触禁止を約束させた事例
- 【不倫】任意の交渉で不貞相手から慰謝料250万円の支払を受けられた事例
- 【不倫】夫から解決金を受領して離婚後に不貞相手に慰謝料を請求し、支払が得られた事例
- 【不倫】2ケ月程度で慰謝料を回収することができた事例-2
- 【不倫】高額の慰謝料を回収した事例
- 【不倫】わずか1か月で慰謝料を150万円回収することができた事例
- 【不倫】短期間で慰謝料を回収することができた事例
- 【不倫】不倫の慰謝料の減額交渉を行い、求償も行うことができた事例
- 【不倫】離婚せずに不倫相手の女性に対し、慰謝料請求訴訟を提起し、慰謝料の支払いを得て早期解決することができた事例
- 【不倫】夫が不倫をしているうえ、財産を隠そうとしているケースで有利に和解を成立させた事例